ココロのカケラ

あの子のいた軌跡

1月14日

出来上がった写真を置く


何かの本で見たけれど 夢などで出てくるときには
本人が一番いい時の姿だったりするそうだから
何となく 一番元気そうに見える写真をえらんだ


なにくれとなく 話しかけるのは写真に向かってのことがふえている



いとこに香典のお礼の電話をする
誰にも言わないでいたから 知らないのは当たり前なのに
みな 知らなくて…と すまなさそうにしてくれる
私達の気がまわらなくて 新聞にも出していない だから仕方ないのだけれども…


こんなことになった相手に なんて話したらいいのかなんて 戸惑う事だろうに
いとこ達は 気遣ってくれる………わたしは恵まれているね


でも あの子のことの 真実すべてを話せないでいる臆病な自分を自覚する


人は それぞれに 何を思うか その人の環境によるところが多いから
真実を話しても 理解されないような気がどうしてもしてしまうから


だったら 頑張った 一生懸命だった そう思ってもらえるように話しておけばいい
だって あの子はもう 自分で何もいえないんだもの

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